ドッグヘルスケアBridge

大阪のドッグスクールとしてで愛犬の異常を察知するため身体検査を行います

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愛犬の健康管理

普段の愛犬の体調を知っておきましょう

DOG HEALTH GARE

愛犬の健康管理として、緊急の場合にすぐに気づくことができるよう、日頃から愛犬の体調をわかっておく必要があります。犬種や性格など犬には個体差があるので、正常な数値の範囲は一概に同じではないため、ご家庭に応じて、応急処置が必要な範囲を判断いたします。歯茎や舌の色の確認、心拍数、呼吸数など体格に応じた数値を示しておりますので、参考にご覧になってください。


歯茎の色を確認

CRT(毛細血管再充満時間)の計測です。

■確認方法
上唇をめくって歯肉のピンク色の部分を白くなるまで指でしっかり押します。指を離してから白くなった部分が元の色に戻るまでの時間を計測します。

■正常
通常であれば1~2秒で元に戻ります。

戻りが遅い場合は、血圧の低下や脱水、ショック、低体温の可能性あり、貧血状態にある可能性や心疾患等の心拍出量が減少している可能性もあります。したがって、何らかのショック状態の時も同様な現象が起きると考えられます。

舌の色の確認

■確認方法
犬が舌を出した時に色のチェックをします。色を見ることを習慣にしておくと良いです。

■正常
状態では、濃いピンクから少し赤みかかった色をしています。

それが黄色になっていたら黄疸と言い肝臓疾患の疑いがあり、また紫や青白くなっているときはチアノーゼを起こしていると考えられます。また白っぽくなっているときは、貧血や低血糖の可能性があるのでどちらにしても応急手当の後、すぐに動物病院を受診する必要がある状況です。
犬種により特長があるので、健康な時の舌の色を把握し、いつもと違う様子がないか気にかけてあげてください。

舌の色
疑われる症状
濃いピンク~少し赤みかかった色
正常
黄色
黄疸、肝臓疾患の疑いあり
紫色や青白い色
チアノーゼを起こしていると考えられる
白っぽい色
貧血や低血糖の疑いあり

皮膚の弾力の確認

■確認方法
脱水状態の確認方法は、背中側の皮膚を軽くつまんで肩から5から8 cm程優しく持ち上げます。
パッと離して、持ち上げる前の状態にもどるまでの時間を確認します。
■正常

正常であれば1.5から2秒で皮膚は元にもどります
戻りが遅い場合は、脱水状態であることが疑われます。

心拍数(脈拍)

■確認方法
大腿部内側の付け根を人差し指、中指、薬指の3本で軽く触れ中指で脈拍を感じるようにします。
脈拍に触れたら1分間の脈拍数と指先に感じる脈の強さを確認します。1分間測ることが難しい場合、15秒の結果の4倍や30秒の結果の2倍でもOKです。
■正常
心拍数の目安(安静時)
・仔犬の場合:110から120/分
・成犬(小型犬)の場合:80から120/分
・成犬(大型犬)の場合:60から80/分

呼吸数

■確認方法
胸部(胸郭)の動きの実際に目で見て確認します。胸の動きが吸う・吐く(上下)で1回と数えます。

■正常
呼吸数の目安(安静時) 
15~30回/分
小型犬の場合:20回前後
大型犬の場合:15回前後

30回を超えると異常サインで、40回を超えると赤信号と言われています。呼吸困難が続くと犬はどんなに疲れていても、伏せたり横になって寝ることができなくなります。これは横になると肺が圧迫され、さらに苦しくなるためです。

体温

■確認方法
体温の測り方は、体温計の先端を水または食用油で滑りを良くし肛門にゆっくり侵入させます。
侵入後、体温計を上下または左右のいずれかに傾け体温計の先端が直腸壁に触れるようにします。
運動後や排便しそうな時は避けましょう。

■正常
犬の直腸における正常体温は38.5度から39度前後と言われており、大型犬は37.4度から38.5度ぐらいで、小型犬は大型犬よりも体温が高く、幼犬は成犬より体温が高いです。また、老犬は成犬よりも体温が低いことがあります。少々、熱があっても食欲や元気があれば、少し様子を見て2~3時間後にもう一度熱を測り、熱が上がっているようであれば病院で受診しましょう。

※40度を超えている場合は即座に動物病院で受診してもらってください。
※個体差がありますので、愛犬の体温の平均値を知って置くことが大切です。

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